日本語教師は食ってけない?そんな噂を検証中。

過酷な日本語教師事情in 台湾

2019/02/19
 
台湾 日本語教師 スキルアップ
この記事を書いている人 - WRITER -
だいきせんせい
1984年 佐賀県に生まれる。民間企業、自衛隊、英語教員を経て海外へ。2年間のオーストラリア留学で貯金はほぼゼロ、今は台湾で日本語教師として会話力を身に付けることに焦点を絞り大学、企業、オンライン等フリーで活動中。教材作成、ナレーション、日台交流イベント等多岐にわたって挑戦中。海外生活はアメリカ1年、ジブチ共和国4か月、オーストラリア2年。台湾2年です。人生悩んでるそこのあなた。僕も悩んでます(笑)一緒に道を切り開きませんか!

私は現在、台湾に在住5か月目。日本語非常勤講師として働いている。安定した収入がある常勤講師ではなく時給制。アメリカに1年留学していた頃やオーストラリアに2年留学していた頃、ボランティアや家庭教師などで日本語指導経験があるものの、まだまだスキルアップが必要な新人教師。

非常勤講師は全ての先生がライバル?!

現在働いている台湾の学校では、生徒が好きなクラスを選ぶ仕組みになっているので自分の力量次第では授業数が減るかもしれないし、生徒が増え収入アップに結び付くかもしれない。指導するための教材は決まっているものの、授業方法は自ら工夫して教えなければいけない。弱肉強食といえば、大げさかもしれないが、そのくらいの危機感を持って毎日必死に取り組んでいる。

台湾で非常勤の日本語教師の場合、孤独になることが多いかもしれない。

台湾に関わらず、学校や塾などでは、ベテランの素晴らしい先生方が、授業方法を手取り足取り教えてくれたり、月1回ほどの研修で教師たちがスキルアップに取り組んでいる。もちろん私が働いている学校も、他教師の指導を見学させてもらうことはできるので、アイデアが煮詰まったら見学させてもらう。繰り返すことで指導方法の幅が広がり、新しいアイデアが閃くこともある。

台湾で日本語教師。ストリート日本語教師としてスキルアップを重ねることにした。

しかし見学だけでは不十分。それ以外に、私がやっていることは、とにかく日本語に興味ある台湾人に対して授業をやってみること。もちろん無料で。自分のアイデアを披露しては、感想をもらい、授業方法を改善することの繰り返し。会話が好きな人もいれば文法を勉強したい人もいる。年齢も性別も違えば求めることは人それぞれ。それでも目的が違う人たちの要望をしっかり取り入れながら、毎日授業の流れを作るために試行錯誤している。これを「ストリート日本語教師」と勝手に命名してやっている(笑)。

台湾で日本語教師として腕を磨くために編み出したスキルアップ方法!!それがストリート日本語教師

言語交換サイトはもちろん、インスタグラムやフェイスブックときにはMRT(地下鉄)を待ってる人たちに声をかけてみる。電車の中でもパソコンを開いて授業の準備をしているので、隣の人から「日本語の先生ですか」と声を掛けられたらチャンス、「よかったら授業受けてみませんか」と聞いてみる。興味を持ってもらえたらラインを交換。日時と場所を決めて授業を受けてもらう。終わったら、なるべくダメ出しをしてもらい、悪いところを改善し、いいアイデアを沢山取り入れる。カフェやマックそしてケンタッキーなどで時には1対1、時には1対3などで授業を行っている。

台湾以外でも日本語教師としての腕を磨くために、スカイプをフル活用!!

世界中には沢山、日本語を学びたい人たちがいる。スカイプでは、そんな世界中の人がストリート日本語教師の師匠になってくれる。フィリピン、マレーシア、インド、タイ、オーストラリア、アメリカ、イギリス、韓国、ラオス、ベトナム、中国、スロバキア、インドネシア。「Facebookで無料で授業しますよー」と呼びかけて師匠たちが練習に付き合ってくれる。初顔合わせは緊張するが、教えたい私と学びたい彼らはすぐに打ち解ける。

日本語を学びたい人たちは世界中に沢山いる。彼らに共通することはとても丁寧。

スカイプレッスンに参加してくれる理由は「日本の文化が好き」「日本の言葉が好き」「ワーホリに行く」「日本で働きたい」「日本の人々が好き」、多くの人が世界中色んな国で努力して日本語を勉強している。そんな彼らの時間をいただいているわけだから、こっちも毎回真剣だ。時間は15分だったり、30分だったりときには60分だったり。なるべく日本語だけを使ってレッスンをする。終わった後はみんな嬉しそう。会ったこともない私に対して「先生 ありがとうございました」「先生thank you」と感謝の言葉を残してくれる。感謝するのは私の方だと毎回伝える。

ストリート日本語教師を選択したことは決して間違ってはいなかった。

授業の内容を尋ねると「そのままでいい」「楽しい」「役に立つ」という意見から「話すスピードが速い」「次にどの作業をすればいいか分からないときがある」「会話で使える言葉をもっと知りたい」などなどここに書けないくらい実りあることが数々ある。お金をとっていたらこうもならないだろう。きっと、つまらない授業に嫌気がさした生徒とは音信不通になり、何が問題かわからないまま、もしかすれば、何故急に連絡が途絶えたのかと疑問だけが残るに違いない。

お金よりも大切なもの、それは「信頼と時間」

彼らの「時間をもらうこと」は、「お金をもらうこと」以上に貴重なことだから、精神誠意で取り組む。ただ、スカイプに関しては時差もあり予定が合いにくいので、なかなかできないのが残念である。台湾では直接会って練習をし、スカイプでは正解中の日本語を学ぶ人たちの前で練習をさせてもらう。そして指導後に「何が必要なかったか」「何をもっと勉強したいか」を聞き、自作の教材が進化していく。まだまだ始めて2か月程なので大した進化は遂げていないが、手応えやアイデアの量は、授業を見学する何倍も出てくるので、続けていくつもりだ。「ストリート日本語指導」これからも進化して、将来はどの学校のどの先生の授業よりも楽しく学び多いものにしたい。

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だいきせんせい
1984年 佐賀県に生まれる。民間企業、自衛隊、英語教員を経て海外へ。2年間のオーストラリア留学で貯金はほぼゼロ、今は台湾で日本語教師として会話力を身に付けることに焦点を絞り大学、企業、オンライン等フリーで活動中。教材作成、ナレーション、日台交流イベント等多岐にわたって挑戦中。海外生活はアメリカ1年、ジブチ共和国4か月、オーストラリア2年。台湾2年です。人生悩んでるそこのあなた。僕も悩んでます(笑)一緒に道を切り開きませんか!

Comment

  1. アバター けい より:

    はじめまして!
    ブログ楽しく拝見させて頂いております。
    私も今後台湾で日本語教師として働くことを考えており、リアルな内容がとても参考になります。ありがとうございます。
    更新楽しみにしております☺︎

    • いけだいき いけだいき より:

      コメントありがとうございます!リアルに書き過ぎているかもしれませんね(笑)台湾で働く際は是非ご連絡くださいね!!

  2. アバター まいまい より:

    初めまして!同じくらいの時期に台湾で日本語講師を始めました。
    共感できる事がたくさんだったのでいろいろお話できたらと思いました!

    • いけだいき いけだいき より:

      是非是非、おはなししましょう!!色んな情報をシェアして、日本語教師が生活しやすい環境づくりができる日が来ればいいなと思って、日々生活してます!

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